変化する建築 ──映像をとおして建築を考える

2019.12.14

以下イベント告知文より


映像というツールが容易に製作・発信できるようになった社会で、建築家は映像をどう使うのか。写真を手に入れた近代の建築家たちがそれを駆使して建築に利用したように、現代の建築家にとって映像は写真と並ぶツールになっていくだろうと私は考えています。

映像と写真、模型とCGなど、それぞれのツールで特性が異なるように、映像で伝えるのに向いていることとそうでないことがあると考えています。今回は「変化する建築」という言葉を使って、映像による建築表現について私の考えていることをお話しします。

プロフィール

瀬尾憲司

建築、映像

映像作家/建築家。1991年高知県生まれ。2014年早稲田大学建築学科卒業。2016年同大学修了。2017年より映像作家として活動。建築をテーマに映像・写真などのイメージの製作を行っている。また、2020年より建築集団「ガラージュ」を共同主催。2023年映画祭「建築映画館」を主催。2024年Under 35 Architects Exhibitionにてゴールドメダル受賞(ガラージュ)。