海外若手建築家勉強会
2021.04.01

それぞれが注目している海外建築家の紹介を通じて、いまの建築界の動向についての見立てを共有しよう──という目論見のこの勉強会は、メニカンメンバーのやりとりから企画され、大村高広さんにお声掛けすることで形になりました。
勉強会は少人数の参加者とともにzoomで行い、合計4回、寺田回、大村回、佐伯回、石村回があります。
プロフィール
大村高広
建築、都市
建築家。1991年富山県生まれ。博士(工学)。2023年より茨城大学工学部助教。建築設計、研究、批評・執筆等を通して、都市化以降の──郊外での、あるいは後背地での──生の持続を支え励ます共同の可能性と、そこでの建築の新たな必然性の位置を検討している。主な仕事に「IN-BETWEEN」(第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示)、「新宿ホワイトハウスの庭」(GROUPとして、2021)など。
石村大輔
建築
Ishimura+Neichi主宰。2017年に根市拓と共に設立し、東京・千住を拠点に建築設計を手がける。地元の職人と協働し設計施工を行った「Senju Motomachi Souko」を拠点に、地域のクリエイターや職人たちと多様な活動を展開している。
主な作品に、
2024年サーキュラーBASE美女木
2023年桑原邸
2021年石村邸
2020年Lifft Concept Shop
2019-年Senju Motomachi Souko
2019年加藤邸
(2025.7)
佐伯達也
建築
1989年愛知県生まれ。FORGET STUDIO代表。工学修士(東京大学)。
哲学・文化人類学を2年間学んだ後、京都と東京で建築を学ぶ。大学院在学中にベルギーのブリュッセル留学、ポルトガルのBarbas Lopes Arquitectos勤務。2024年までGensler and Associates(東京)勤務。2023年より東京都市大学非常勤講師。共訳書に『メランコリーと建築:アルド・ロッシ』(2023, フリックスタジオ)など。
(2025.7)
中村健太郎
建築、デザイン、都市
研究者・プログラマ。1993年大阪府生まれ和歌山県育ち。情報技術とデザイン・建築・都市の関係に関心。2016年慶應義塾大学SFC卒業後、NPO法人モクチン企画(現CHAr)ソフトウェアエンジニア、東京大学建築学専攻学術専門職員を経て、現在東京大学学際情報学府博士課程在学中。共訳書に『スマート・イナフ・シティ──テクノロジーは都市の未来を取り戻すために』(2022, 人文書院)。