Sampo, Inc の思想と実践──ネオ・トーキョーのメタボリズム
2019.05.04
以下イベント告知文より
メニカン#15は「Sampo, Inc の思想と実践──ネオ・トーキョーのメタボリズム」と題してお届け。移植の前衛建築集団Sampo, Incから塩浦一彗 (25)が登場。UCL,Bartletに学び、東京に根を張った彼らの、思想と実践を語ってもらいます。会場は本郷を飛び出し、三河島にある彼らの工場。ぜひお見逃しなく。



プロフィール
塩浦一彗
建築、都市
塩浦 一彗(Issui Shioura)
1993年生まれ。建築家、表現者。
東日本大震災の二日後、家族の判断でミラノに避難。以後、ミラノの高校で青春期を過ごし、ロンドン大学UCL Bartlettにて建築を学ぶ。2016年に帰国し、建築新人戦2016 最優秀新人賞を受賞。
その後、磯崎新アトリエにて都市計画を含む国際的プロジェクトに従事。しかし、トップダウン型の都市開発に対する疑念と、根源的な「住まい」への問いを抱き、動く建築=「家賃を払わなくていい家」や「対話のための現代版茶室」としての空間の可能性を模索し、村上大陸と共にSAMPOを創業。
再びUCL Bartlett大学院を修了後、帰国し、NAP建築設計事務所を経て独立。
現在は、ミクロな自然現象や地球の記憶を掘り起こすジュエリーブランド「Cometa Ring」を主宰。
2024年には「災害文化」を主題とした総合芸術祭『住力(じゅうりょく)』をドイツ文化会館で開催し、
2025年には日本橋三越前にてマイクロアートコンプレックス『KEIRO』を総合プロデュース。
建築、ジュエリー、祭り、移動を横断しながら、「生活と創造の交差点」を探す実践を続けている。